石渡茂〜近鉄バファローズ名選手43〜
70年オフのドラフト2位で中大から近鉄に入団。俊足巧打好守と3拍子揃った名ショートとして活躍した。
74年あたりからレギュラーに定着。主に1・2番もしくはラストバッターとして渋いつなぎ役として存在感を示した。平野光泰、マニエル、栗橋茂、羽田耕一らなどと比べると目立たない存在ではあったが、79年初めて出場した日本シリーズの最終戦の最終回、一死満塁でスクイズを試みたが広島のリリーフエース江夏豊に外され、痛恨の失敗。後に伝説として語り継がれる「江夏の21球」のキーパーソンとなってしまった。
とはいえ、この優勝年には11本塁打を放つなど、意外な長打力も披露。77年以来2度目のベストナインにも輝いた実績は誇れるものである。
83年に読売ジャイアンツに移籍。85年に現役を引退した。
引退後は近鉄のスカウトとしてここでも「名裏方」ぶりを発揮。現場にも復帰し近鉄の二軍監督として後進の指導にあたった。近鉄消滅後はソフトバンクの二軍監督を務めている。
近鉄バファローズ時代の成績
■近鉄在籍期間:12年(1971〜82) 在籍率80%
■近鉄時代通算成績:
1176試合出場
打率.249
53本塁打
280打点
84盗塁
※在籍率・・・プロ入団から2004年の近鉄消滅までの近鉄在籍期間の割合。
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