2001年のペナントレース、これまで2年連続最下位だった近鉄は開幕から快進撃を続け、西武・ダイエーとの激しい首位争いを展開していた。近鉄フロントも例年になく積極的な補強を行った。その一つが巨人の三澤の獲得である。
96年のドラフト3位で早稲田大学にから巨人に入団した三澤は主に中継ぎで起用され、ローテの谷間などで先発を任されることもあった。近鉄へは2001年シーズン途中に玉峰伸典と共に田畑一也、真木将樹との2対2の交換トレードにて移籍。
早速一軍戦に登板した三澤であったが、コントロールが良く、テンポのいい投球は近鉄打線の潤滑油となった。先発陣が崩壊状態にあったチーム事情から試合中盤でのビハインドでの場面での登板が多く、そこで三澤が相手の流れを食い止め、近鉄打線が逆転するというパターンが多くなった。
そういった起用から三澤はトントン拍子に白星を積み重ね、シーズン途中わずか21試合の登板ながら7勝負けなしという好成績をマーク。三澤が出てきたら勝てそうな予感をチーム、ファンにもたらし、チームの12年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
2002年、03年も貴重な右の中継ぎとして活躍した三澤であるが、巨人の熱望により、2004年再び巨人に復帰。しかし以後は度重なる怪我に悩まされ、その後は戦力外通告を重ね、ヤクルト、中日と渡り歩いた。現在は日本球界を去ったが、現役にこだわりアメリカにてメジャーリーグ契約を目指して奮闘している。
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